2020年10月6日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
昨日5日(月)のマーケットは、株価が上昇しドルは下落、ゴールドや原油、米長期金利も上昇と、全てが右肩上がりだった。おそらくこれは、経済対策が近く実施されることへの期待と、民主党政権になると財政拡大的な政策が取られるため、コロナ後に見られたように、直接お金を懐にふりまく政策がマーケットの押し上げを連想をさせたのかもしれない。強い方向感はないものの、財政マネーが入ってくることでマーケットが上昇することを、織り込み始めたように思える。そうなるとユーロ/米ドルや豪ドル/米ドルは少し堅調になるのだろうか。
現在の為替相場の戦略やスタンス
雰囲気的には、9月の調整が終わって、ドル安・円安気味の推移となりそうだ。また、ユーロ/米ドルに関しては、大統領選挙前には、1.2000ドルを超えるといった極端な動きはないだろうから、横ばいかやや上向きといったところだろう。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。