2020年11月10日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
コロナワクチン報道でマーケットが大きく動き、この先の見通しが難しくなってきた部分がある。今回の件はもちろん株価的には好材料だが、おそらくこれまで上昇してきた米IT株にとっては、少しネガティブな材料。よって、グロース株からバリュー株へのシフトが始まることになるだろう。
現在の為替相場の戦略やスタンス
グロース株が少し崩れ気味になった場合、米ドル/円にとって悪材料となるため、昨日9日(月)のような米ドル/円の上昇はおそらく続かず、またドル安トレンドに戻るのではないだろうか。これまでの103~105円レンジに戻り、再び下値トライがあると思われる。ユーロ/米ドルなどにしても同じことが言えるが、中長期のドル安トレンドは変わらないだろう。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。