2020年12月7日11時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

ドルインデックスは、先週3日(木)の安値を若干更新したが、安値から戻して週を終えた。ドルストレートのなかではカナダドルの強さが際立っていた。カナダドルは数カ月単位で最弱通貨のひとつだったが、以下2つの要因で急騰した。

1.コロナワクチンへの期待で先週2日(水)にテクニカル的に重要であった1.2925ドルを切ったこと
2.4日(金)のカナダの雇用統計が極めて良かったこと

また原油価格の上昇もカナダドルの強さの一因になっているのかもしれない。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は103.67円付近まで売られたが、先週4日(金)は104.20円付近まで戻している。103.67円には前回安値のサポートラインがある。ここから行き過ぎた株価に調整が入ると、米ドル/円はサポートを切るような動きになるかもしれない。ただし本日7日(月)は104.20円を超えてくると短期的には上に行きそうな感じだ。私自身はロング方向は見送り、上昇したところでショートポジションを作りたいと思っている。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。