2021年2月17日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

アフターコロナを背景に世界的な株価上昇が止まらないほか、ビットコインも昨日16日(火)初めて5万ドルを突破するなどリスクオンのマーケットが続いている。市場参加者はリスクアセットが割高だと知りつつも、ついていくしかない状況だろう。米ドル/円も一時106円台まで上昇しており、為替も全体的にボラティリティが戻ってきている印象だ。本日17日(水)も英消費者物価指数、米小売売上高、米鉱工業生産、明日18日(木)日本時間早朝にもFOMC議事要旨と、イベントが豊富なだけに動きが出てくれることを期待したい。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円の日足チャートを見ると鬼門だった200日移動平均線を明確に上抜け、106円台にはこれといったレジスタンスも見当たらずテクニカル的な立ち位置は改善されている。ただ、米ドル/円は米長期金利に反応して上昇しているが、基本的にリスクオンはドル売りであり、FRBの異次元緩和もドル売り要因なので少し判断が難しいところ。ロングを持っているならホールドで良さそうに思うが、ここから参戦するなら突っ込みたくはない。一方、クロス円であればシンプルにリスクオンの恩恵を受けやすそうだ。ワクチン供給で一歩前に出ているポンドや、経済回復が早い豪ドルは地合いが良いので下がったところは拾っていけるだろう。ただ、株が崩れるとダウンサイドは早いので常に逃げる準備だけはしておきたい。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。月刊 FX攻略.comで「現役為替ディーラーが本音で語る”Dealer’s EYE”」を連載中

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。