国際石油開発帝石が石油・ガス開発など事業活動からの二酸化炭素(CO2)排出量を2050年にゼロにすると宣言しました。豪州で展開する大型液化天然ガス(LNG)事業「イクシス」などでCO2を回収して地下に貯留する取り組みを始めるほか、水素の製造・供給事業に乗り出すといいます。今後5年ほどは、脱炭素関連の事業に年平均で全体の約1割にあたる200億~300億円を投資する計画です。欧米のエクソンモービルやロイヤル・ダッチ・シェルなど石油メジャーも脱炭素を意識した改革に着手していますが、国際帝石の事業構造はどう変貌するのでしょうか。上田隆之社長に青写真を聞きます。
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