富裕層になることは容易ではありませんが、これをやっていたら富裕層になれないというセオリーはあります。そのため、富裕層がやらないことを自分がやっていたら要注意です。富裕層が絶対にやらないことをチェックして、今後の投資に生かしていきましょう。
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富裕層は短期売買を繰り返さない
富裕層は短期売買を繰り返すような投資は行いません。日本の商社株を買って話題になったウォーレン・バフェット氏も基本は長期投資です。
長期投資の優位性を説明するときに、Apple株を上場時に100万円分購入して今まで保有していれば度重なる株式分割で株数が増え、現在では億単位になっている、という例がよく挙げられます。まさに長期投資の威力といえるでしょう。
スイングトレード(数日から数週間で結果を出す取引方法)で数百円や数千円の利益をこまめに積み重ねていく投資家もいますが、そのような投資方法で大きな資産を築くことは容易ではありません。
富裕層は長期投資が中心で、配当金や分配金を使わずに再投資する「複利運用」を行っています。もちろん生活にゆとりがあるということもありますが、庶民であっても生活費と投資資金を分けて複利運用を続けることは可能です。
富裕層は投機的な商品に手を出さない
富裕層は投機的な商品には手を出しません。資金に余裕があるので、ギャンブルをする必要がないからです。投資商品の中には、暗号資産(仮想通貨)のような投機に近い商品もあります。株式ならば企業業績という裏付けがありますが、暗号資産は値動きだけを見て投資家が売買するため極端な騰落になります。
例えば暗号資産の主力銘柄であるビットコイン(BTC)を月足チャートで見ると、2020年10月の1BTC140万円台から2021年10月には700万円台まで急騰。そのわずか1年後の2022年10月には300万円台まで暴落しています。高値圏で買った人は大きな損失を出したことでしょう。
資金力が乏しい人ほど投機的な商品で大きく増やそうと考えます。しかし、投機商品は値下がりした場合に失うものも大きいので、富裕層になりたいのなら避けるべきです。
富裕層は飛びつき買いをしない
富裕層は派手な値動きをしている株式などに対して飛びつき買いをしません。急騰している銘柄を見ると、投資してすぐ利益をだしたい誘惑に駆られます。しかし飛びついたところが天井で、その後急反落というケースはよくあります。
投資で多くの人が失敗するのは、群集心理に同調して行動するからです。上がるときは「まだ上がる」と買いに向かい、下がり始めると「まだ下がる」と怖くなって投げ売りしてしまう。このような投資を続ける人も富裕層になるのは難しいでしょう。
富裕層の投資家は材料で買うのではなく、企業の成長性や財務内容をよく吟味したうえで投資先を決定します。だからこそ、その企業の株価が目先上がっても下がっても一喜一憂することなく、成長を待って大きな果実を得ることができるのです。
着実にリターンを得るなら不動産クラウドファンディングがおすすめ
不動産クラウドファンディングは、分配金(インカムゲイン)を得ることに特化した投資商品です。ファンド自体を売買する市場がなく、株式のようにキャピタルゲインを狙う投資はできません。その分、運用期間中の値下がりリスクがないため、満期まで安心して保有し、分配金を得られるメリットがあります。
つまり、不動産クラウドファンディングは、先に紹介した富裕層が絶対にやらない3つのことを避ける投資方法でもあります。
運用期間が決まっている不動産クラウドファンディングでも複利運用は可能です。例えば1口10万円、運用期間12ヵ月、予定利回り6.5%(税引前)のファンドに2口投資すると、20.315%(復興特別所得税含む)の税金を引いて1万360円の分配金を得られます。それを使わずに1口1万円のファンドに再投資すれば実質的に複利運用になります。
成長株の長期保有で資産を大きく増やす一方、不動産クラウドファンディングで運用期間ごとに着実に収益を積み上げていく。そんな二刀流の投資を実践できれば、富裕層への道はそれほど困難ではないかもしれません。
(提供:YANUSY)
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