2021年4月20日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週、英・米だけでなく欧州でもコロナワクチンの接種が進み、欧州の景況感が劇的に変化し、ユーロ/米ドルがリバウンドする流れになると言っていたが、その通りの展開になってきた。昨日19日(月)、独ビオンテックと米ファイザーが欧州との間で1億回分のコロナワクチンの追加供給で合意したとの発表を受け、ユーロが買われた。ここからユーロはゆっくりと回復していくように思う。ただ、米ドル/円は高値から3円落ちているのでロングの人はだいぶ苦しんでいると思うが、本格的な反騰には米長期金利がグッと上がってこないといけないため、目先は低いところでのレンジ相場となりそうだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ユーロ、NZドル、豪ドルなどは対ドルで緩やかな上昇相場になると見ている。引き続き、ユーロ/米ドルは1.2200ドル方向を目指す展開となるだろう。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。