2021年4月28日10時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

今月じわじわと値を上げているのがユーロ。ブルームバーグのエコノミストによれば、欧州でのワクチン接種の動向が改善しており、早晩EU経済が活気を取り戻すと予想しているようだ。確かに最近の欧州経済指標の大半は予想を上回っており、欧州経済の回復は早い模様。例えば、先週22日(木)に発表となったユーロ圏主要国の4月の製造業PMI(購買担当者景気指数)は軒並み好転している。こうした欧州経済指標の好転でマーケットでは、欧州中央銀行(ECB)がパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の下での債券購入ペースの減速を始めるかどうかについて、6月の会合で議論するのではないか、との見方が拡大している。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ブルームバーグの報道によれば、ECBの一部メンバーは今年下期に新型コロナウイルス不況からの力強い回復が見込まれることからPEPPの縮小を7~9月期(第3四半期)に開始すべきだと主張する見込み。ECBがPEPPの縮小、つまりテーパリングを開始するとなれば、これまでのドルとユーロの関係が変わってくる。日足ベースでユーロ/米ドルの動向を確認すると3月31日に付けた1.1704ドル付近を安値に今月のユーロ/米ドルはここまでほぼ一方的に上昇。ユーロ/米ドル、ユーロ/円の押し目買いで臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。