「NISA(ニーサ)を活用すれば、有利に資産を運用できる」という話を耳にすることがあるかもしれません。とはいえ「NISAってそもそも何?」と思う方も多いでしょう。特に株式投資や資産運用になじみがない、という方ほど難しい印象を持っているかもしれません。しかし、これから資産運用を始めたいという方にこそおすすめできるのが「NISA」なのです。今回はNISAの制度とメリットについて説明しましょう。

目次

  1. 「NISA」についてご存じですか?
  2. NISAをうまく使えば得をする
  3. NISAのメリット・デメリットを見てみましょう
  4. NISAにはこんな活⽤法も
  5. NISAで資産運用を始めてみよう
  6. 実際に株式投資を始めてみる

「NISA」についてご存じですか?

NISAとは2014年から日本国内で始まった取り組みで、正式名称を「少額投資非課税制度」と呼びます。簡単に説明すると「NISA口座を開設して、そこで売買した株式や投資信託の利益は非課税にする」という制度です。

通常の証券口座は、投資をして得た利益(配当・売却益)に対して約20%の課税がなされます。結果として、税金が差し引かれた分だけ最終的な利回りが下がってしまいます。それに対して、NISA口座は利益に対して非課税というところに大きな特徴があります。

NISAをうまく使えば得をする

NISAは「投資初心者」でもはじめやすい、と言われています。1年間で120万円まで投資(買付)ができ、利益は非課税となります。例えば、電力や鉄道といった「成長性がなくても配当も株価は安定している銘柄」に貯金代わりに投資しておけば、配当金は非課税となります。このような特徴から、株式投資はよく分からないという方でも簡単に取り組める制度になっています。

NISAのメリット・デメリットを見てみましょう

NISAは、年間120万円までの非課税枠があり、それによる配当や売却益は非課税になります。非常に便利な制度ですが、利用できる期間は限られているため注意が必要です。2018年現在、NISAは2027年で制度が終了する予定となっています。

もともとこの制度は、年金の財源が心もとないイギリスで発祥した「ISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)」という制度をモデルにしてスタートしたものです。投資に対する税金を優遇し、自己責任で年金資金を用意できるように促すという狙いがあります。年金への不安が解消されていないということもあり、制度が延長される可能性はありますが、現状では2027年で終了と規定されています。メリットの大きい制度ではあるものの、利用できる期間に制限があるので、興味がある方は早めに取り組むようにしましょう。

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NISAにはこんな活⽤法も

NISAにはさまざまな運用方法があります。積み立てやIPO(新規公開株)投資、ボラティリティ(価格変動率)の高い銘柄への投資など、NISAを上手に活用するといいでしょう。

例えば、300%の利益を狙えると言われている「IPO投資をNISAで行い非課税にする」方法があります。仮に10万円投資して300%の利益を得れば、利益は30万円です。通常は利益に対して約20%が課税されますので、約6万円が税金として差し引かれます。ところがNISAを利用すれば、6万円の税金は非課税です。

また先に述べたように、安定した銘柄を積み立てて貯金のように運用し「利回りが高い積立預金」とみなす活用法もあります。

NISAで資産運用を始めてみよう

NISA口座にはさまざまな活用方法があります。とはいえ、開設には期限があります。これをきっかけに実際に運用を始めてみてはいかがでしょうか。上手く活用すれば、大きな利益を上げられるかもしれません。

実際に株式投資を始めてみる

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