2021年5月25日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

今週は明日26日(水)のNZ)RBNZ政策金利と声明発表以外は特に注目材料がなく、来週6月4日(金)の米雇用統計が焦点となってくるだろう。よって今週は焦点ボケとなりそうだ。基本的にレンジ相場になりそうなので、狭いレンジを想定してその中で売買するか見送りかといったところだろう。来週31日(月)は英国・米国が休場のため、事実上28日(金)が月末の最終日となり、通常ならその日に月末のリバランスで少し動くことが考えられる。しかし今回はそれに関する情報もあまり入ってこないので、大きな傾きはなさそうだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

トレーダーの意見やメディアの報道などを見るとインフレに対して敏感になってきている。ただ、テーパリングが始まるとはいえ、FRBはインフレに有効に対応しようとしないのでドル安を見込む人が多そうだ。基本的にはユーロ/米ドルがもう少し上昇トレンドを続ける方向で見ている。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。