オシレーター系とは何か?
オシレーター系とは、相場の強弱を示すテクニカル分析(チャート分析)指標の総称だ。英語のオシレーター(oscillator)には、「振動するもの」という意味がある。
「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を判断するために用いられ、相場の転換点(反転)を予測して、これまでのトレンドと逆方向の注文を行う「逆張り」に利用されることが多い。
オシレータ系の代表的な指標
オシレータ系には、主に以下のような指標がある。
RSI(相対力指数)
一定期間内の上げ幅と下げ幅を合わせた全体の変動幅に占める、上げ幅の割合を示す指標。
RSI(%)=n日間のうち上昇した日の上昇幅の合計/n日間の変動幅の合計×100
RSIが70%以上は買われ過ぎ、30%以下は売られ過ぎの目安とされる。
サイコロジカルライン
一定期間(一般的に12日)の中で、前日比で上昇した日の割合を示す指標。
サイコロジカルラインが75%(12日間で9勝3敗)を超えると相場の天井、25%(同3勝9敗)を下回ると相場の底入れの目安とされる。
ストキャスティックス
過去一定期間における最高値と最安値の範囲内で、現在の株価が相対的にどの位置にあるかを示す指標。株価と日数の振幅をもとに計算される「%K」と、%Kの移動平均である「%D」がある。
一般的に、「%K」「%D」が70〜80%以上になると買われ過ぎ、20〜30%以下になると売られ過ぎの目安とされる。
ボリンジャーバンド
移動平均線とその標準偏差(σ・シグマ)から、買われ過ぎ・売られ過ぎを判断する。
一般的に価格が+2σを上回ると買われ過ぎ、−2σを下回ると売られ過ぎの目安とされる。
MACD(マックディー・移動平均収束拡散)
短期と長期の移動平均線の動きから、売買のタイミングを図るために用いられる指標。
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RSI(アールエスアイ)
ボリンジャーバンド
MACD(マックディー):移動平均収束拡散
チャート分析(チャートブンセキ):テクニカル分析
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