2021年7月13日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

米長期金利の急低下が多くの人たちを驚かせた。米国は景気回復期にあるので、長期金利が1.25%というレベルまで低下する必然性はないようにみえる。このところマーケットは米長期金利の動きに米ドル/円やクロス円が連動しているようだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米長期金利がさらに低下するようであれば、米ドル/円やクロス円も再び下落するのだろうが、1.25%より低いレベルは想定しづらいので、長期的な展望としては、特にクロス円の買い場になるのではないだろうか。ただ、米ドル/円はトップフォーメーションを形成したようにみえなくもないことと、明日14日(水)にパウエルFRB議長の議会証言を控えており、おそらくハト派的な内容になることから、議会証言後、下値を模索する動きになることもあるかもしれない。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。