2021年9月6日9時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週3日(金)のドルは終日売られ、連日の最弱通貨となった。ドルインデックスは92.214から92.117へと続落して引けている。米ドル/円60分足チャートでは、3日(金)の午前12時の足で110.07円付近の高値をつけ、雇用統計後に急落して午後11時には109.59円付近の安値を付けている。米ドル/円の方向感がここ3週間くらい出ていない状況。中長期的な円安トレンドに入ったように思われたが、そうした値動きにはならず、しばらく横ばいの動きとなっている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は短期的には8日(水)~17日(金)の間、底値圏に向かってさらに続落するとみてよいと思うが、中長期的には日米金利差の動きを考えると上に行く可能性のほうが高そうだ。ここからは110.10~110.20円付近の値動きに注視したい。もし110.20円付近で抑えられるようだと短期的には109.40円を切る動きも考えておきたい。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。