注文住宅で実現する夜景のきれいな家。ワイドビューとライトアップのプラン
(画像=japolia/stock.adobe.com)

我が家のリビングやバルコニーからきれいな夜景を眺めたいという方は多いでしょう。また、自宅にライトアップを施し、夜間の外観を美しく演出したいという方もいるでしょう。そこで、具体的事例を挙げながら注文住宅で美しい夜景を楽しむプランを考えます。

注文住宅で夜景を楽しむ2つの考え方

注文住宅で夜景を楽しむには2つの考え方があります。1つはリビングやバルコニーから見える夜景を楽しむ方法。そしてもう1つが、自宅の外観をライトアップして街並みに映える夜景を楽しむ方法です。

もちろん両方を兼ねることも可能です。そのために最適なのが注文住宅による建築です。それではなぜ、夜景のきれいな家を手に入れるのに注文住宅がよいのでしょうか。

建売住宅はすでに立地や間取りなどが決っており、自分が思い描くとおりの夜景やライトアップを楽しめる物件に出会える確率は極めて低くなります。ごく標準的な装備が付いていればよいという場合は建売住宅でも問題ありません。

しかし、「夜景のきれいな家」という明確なコンセプトがある場合は注文住宅で建築するほうが理想の住まいを実現できる可能性は高いでしょう。では、夜景を楽しむプランをいくつか見てみましょう。

夜景を見るならワイドビューのリビングから

空とつながる家
(画像=空とつながる家)

タツミプランニング施工例:空とつながる家

最近鉄道会社では、ワイドビュー(広い視野)の車窓から見える景色を売り物にした列車を運行することが多くなりました。視野の広い窓から眺める景色は格別のものがあるでしょう。

住宅もリビングルームの窓をワイドビューにすることで夜景をより楽しむことができます。座席の区切りが必要な列車に比べ、住宅のほうがより広い窓に設計することが可能です。

2階建ての住宅では2階をリビングにしてワイドビューの広い窓から夜景を楽しめる建築事例が見られます。小高い丘の上に建つ住宅では、リビングから市内を一望できる建築事例もあり、来訪客もその美しい夜景に感嘆の声を上げるといいます。やはり夜景を眺める目的の住宅は2階にリビングを設置する間取りが向いているようです。

バルコニーから夜景を眺めるプランもある

Atsugi – 厚木市の邸宅-
(画像=Atsugi – 厚木市の邸宅-)

タツミプランニング施工例:Atsugi – 厚木市の邸宅-

夏場にはバルコニーで夜景を眺めながらビールなどを傾けるのも、家族の団欒として楽しいでしょう。屋根のあるベランダと異なり、バルコニーは天空を遮るものがないので、よりダイナミックに夜景を楽しむことができます。

バルコニーは住居部分からせり出すような形で設置するのが一般的です。2階建て以上の場合は、下階の屋根(ルーフ)部分をバルコニースペースとして使う「ルーフバルコニー」にすることで、より広いスペースを確保できます。1~2人なら普通のバルコニーで十分ですが、パーティーを行う場合はルーフバルコニーのほうが大人数にも対応できて便利です。

「バルコニー」と「ルーフバルコニー」のイメージ図
(画像=「バルコニー」と「ルーフバルコニー」のイメージ図)

ライトアップで夜間の外観を美しくする

一方で、自宅の外観を美しくライトアップしている素敵な住宅も多く見かけます。オーソドックスなものからユニークなものまで、ライトアップには自宅を素敵に見せるための施主の思いが反映されています。

壁面のライトアップ

施工事例で最も多く見られるのが壁面のライトアップです。ホワイトの壁面ならライトアップでより白さが際立ち、木目調の壁面ならさらに温かみが増す効果が期待できます。また、壁面を縦格子にした住宅ならば、住居内からの光が格子の隙間から漏れ出し、道路に格子模様を映し出す光と影のコントラストを楽しむことができます。

玄関アプローチのライトアップ

SETAGAYAⅡ -世田谷Ⅱ-
(画像=SETAGAYAⅡ -世田谷Ⅱ-)

タツミプランニング施工例:SETAGAYAⅡ -世田谷Ⅱ-

玄関をライトアップするプランは、美観と実用性を兼ね備えています。見た目に美しいだけでなく、夜間に誘導灯が足元を照らしてくれるので歩きやすくなり、転倒事故などを防ぐことにつながります。

庭のライトアップ

白根の住宅
(画像=白根の住宅)

タツミプランニング施工例:白根の住宅

庭に樹木を植えたり、ガーデニングを楽しむ家庭も多いでしょう。秋には紅葉した樹木がライトアップでくっきりと浮かび上がり、通行する人の目を引くような住宅があります。邸内で夜景を楽しむ方法としては、中庭を設けて樹木をライトアップするプランも考えられます。

ユニークなライトアップ

SHISHIGAYA -獅子ヶ谷-
(画像=SHISHIGAYA -獅子ヶ谷-)

タツミプランニング施工例:SHISHIGAYA -獅子ヶ谷-

一般的には見られないユニークなライトアップの事例もあります。壁面ライトアップが多いなか、あえて屋根に開口部分を設け、住居内部からの光が屋根から溢れて存在感を示す住宅はかなり印象的です。また、芸術的なライトアップの事例では、壁の近くにある樹木がそのまま影絵のように壁面に映る幻想的な演出もあります。

もう1つ最近トレンドになっているのが、クリスマスシーズンに華やかなイルミネーションで外観を飾る住宅です。家族が楽しむだけでなく、完成度の高いイルミネーションは地域の人たちをも楽しませることができ、地域貢献にもなります。季節限定ではありますが、楽しいライトアップの1つといえます。

以上のようにいろいろなライトアップのプランがありますが、施主のアイデアを効果的に活かせるかは照明器具の取り付け位置によっても違ってきます。ハウスメーカーと相談することで最善の位置に取り付けてくれるはずです。

プランを実現できれば仕事で疲れて家路についても、ライトアップされた我が家を見るとホッとした気持ちになることでしょう。

防犯にも効果あるライトアップ

ライトアップは防犯にも効果があります。侵入犯は明るい場所を嫌うからです。ライトアップされた家は周辺地域でも認知度が高いため、侵入犯も目撃されるのを恐れて近寄り難くなります。反対に暗くて人目につきにくい住宅は侵入犯にとっては狙い目となるので注意が必要です。

警視庁の調べによると、令和元年度に一戸建て住宅の侵入犯罪で侵入口として最も多かったのが「窓」でした。57.0%と過半数を占めています。以下「表出入口」(17.5%)、「その他の出入り口」(16.2%)、「不明」(7.1%)、「その他」(2.0%)、「非常口」(0.1%)と続いています。

出入口は中の様子がわからないため、確実に中の様子がわかる窓からの侵入が多いのでしょう。警視庁でも窓からの侵入を防ぐためにセンサー付きライトの設置を推奨しており、いかにライトアップが防犯に効果があるかわかります。

土地探しが必要な場合はハウスメーカーと相談を

夜景がきれいな住宅を建てたい場合、土地探しから始めることが必要なケースもあるでしょう。土地から探すには建築を依頼したいハウスメーカーに相談するのが一番の近道です。

不動産会社に単独で土地探しを依頼すると、良い土地があっても「建築条件付土地」という可能性があります。建築条件付の物件は建築するハウスメーカーが指定されるため、気に入ったハウスメーカーに依頼することができなくなります。

加えて契約締結までの期間は3ヵ月程度が一般的ですので、土地の確保を急いで十分にプランを検討する間もなく契約することになる恐れがあります。

土地探しからハウスメーカーに依頼すれば、自社で建築が可能な土地を見つけてくれます。とくにきれいな夜景を見ることが目的の場合、「高台に建てたい」など希望する立地のハードルが高くなります。要望に応えるにはエリアに精通したハウスメーカーであることが望ましいといえます。

きれいな夜景を眺めるか、外観を美しくライトアップするか、あるいはその両方を兼ね備えた家にするか。家族でよく話し合い、希望のプランを決めた上で夜景のきれいな家をハウスメーカーとつくりあげていくことが望まれます。

(提供:タツマガ

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