2021年9月21日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

中国恒大問題で世界中の株価が下落しており、一応リスクオフという展開だが、為替市場の反応はこれまでのところ鈍い。今週にはFOMCもあるため、方向性を見極めたいところだ。また来週、日本では自民党の総裁選があり、これはやはりコロナ禍最大のイベントだろう。もし高市候補が勝てばかなりリフレ派のため円安株高となり、高市氏以外が勝てばおそらくアベノミクスは一旦見直しという形が考えられるため、やや円高リスクが高まるだろう。もちろん日銀の金融緩和が終わることはないが、高市氏以外であれば政府側から金融緩和に対する熱い感じはなくなりそうだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週23日(木)日本時間未明のFOMCはかなり織り込まれているため、ドットプロットの形を見て、引き締め気味ならややドル高、予想通りなら変化なし、という感じではないだろうか。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。