2021年10月26日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。 (提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

今週、来週とビッグイベントが続く。明日27日(水)にはカナダ中銀、28日(木)には日銀とECBの各金融政策発表。29日(金)は月末のリバランスでそれなりに大きく動く日で、今週末31日(日)には日本の衆院選を控えており、週明けには最も注目されているFOMC。そして、11月5日(金)には雇用統計という流れだ。こうしたイベントが続くため、目先はやや動きづらいが、イベント後にトレンドが出てくると思われる。季節的に円安が進みやすい時期でもあるので、最終的には円安方向を想定している。

現在の為替相場の戦略やスタンス

目下最大の注目事項である衆院選に関しては、静岡の補選でわかったように急激に野党に風が吹いている。そのため、結果次第ではマーケットは大きく変わることになるだろう。自民党は単独で過半数を割るようなことがあれば、岸田政権はレームダック化してしまうため政局の混乱から株安になりそうだ。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。