日経平均   27,935.62 円 △ 113.86 円
≪東証一部≫
売買高    14億4,119万株
売買代金  3兆2144億5800万円
値上り銘柄数 573 銘柄
値下り銘柄数 1,533 銘柄
騰落レシオ(25日) 71.53 %
為替 1ドル=113.45 円

☆ 市況概況 ☆

清水洋介,投資戦略
(画像=PIXTA)

月初の買いで堅調

米国株は早期利上げ懸念などから大きく売られたが、既に日本市場では月末の売りに押されて大きく下落していたこともあり、買い先行となった。寄り付きからの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押される場面もあったが、月初の買いが断続的に見られて総じて堅調となった。節目とみられる28,000円を超えると買えないという感じではあったが、値持ちの良い引けとなった。

昼の時間帯にはいったん昨日までのように売られる場面もあり、後場は上げ幅縮小して始まった。それでも月初の買いが継続し、28,000円前後で値持ちの良い展開となった。上値を買い上がるということはなかったのだが、悪材料が多いなかで、売られすぎの修正も見られたが、最後は手仕舞い売りに押されて28,000円台回復とはならなかった。

小型銘柄は月初の買いも限られまちまちだった。東証マザーズ指数は軟調、二部株指数は小幅高、日経ジャスダック平均は小幅安だった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られたが買いが散発的に入り指数を支える形となった。特に買い上がるということでもなかったが、買戻しも多かったようだ。

月末の売りが止まり、月初の買いが見られたということだ。米国株が大きく下落した割には堅調となっていたが、金融緩和の終了が取り沙汰されるなかでは買われすぎ銘柄の上値は重いという感じだ。ここからも月初の買いのような機械的な買いはみられるのだろうが、積極的に買い上がるということも少ないと思う。から売りがどれだけ積み上がるかということで指数の動きも決まりそうだ。

☆ テクニカル分析 ☆

日経平均
底入れ確認とはいかないが下ヒゲ線で底堅さがみられるここからさらに下げ渋りとなれば徐々に底入れ感が出て来るのだろう。

☆ あれやこれやと一言 ☆

期待された月初の買いで指数は堅調だった。上値の節目と考えられるのは28,000円、28,500円というところだし、28,000円台定着となれば29,000円までは戻すのではないかと思う。ただ、少し先を考えると2018年10~12月の動きや2016年始めの展開も想定しておいた方が良いだろう。

いずれにしても米国での金融緩和の終了が早まるということ、それだけインフレ懸念が根強いということがはっきりしているので、米国の買われ過ぎ銘柄などを中心にリスクが高いと思われるものから調整に入るということだと思う。

これまでも、リーマンショック時も同じだが、原油価格の急騰急落の後に株価の大暴落がみられるケースも多く、また、2015年夏や2016年はじめ、そして2018年10月~12月の下落相場も本当の要因は米国での金融緩和の終了ということであり、今回も同じパターンでの大幅下落を想定しておいても良いと思う。

チャイナショックだとか、パウエルショックだとか名前がいろいろとついているが、金融緩和の終了や引き締めからのリスク回避、信用収縮がこれまでの大暴落につながっており、今回も警戒は怠らない方がいいだろう。とりあえずは月初の買いがどこまで続くのかを見極めたいところだ。

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清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!

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※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。