2021年12月7日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週3日(金)の米雇用統計の後は、オミクロン株の懸念も少し残っておりリスクオフで調整したがその後、米政府の首席医療顧問を務めるファウチ氏が、重症化の度合いはそれほど高くないようだと述べ、やや勇気づけられる側面もあると発言したこともあり、週明けはリスクオン的な展開となっている。来週はFOMCだが、このままいくと米国はテーパリングの加速をしてくることになる。

現在の為替相場の戦略やスタンス

オミクロン株に対する過剰な懸念がなくなったことで、米ドル/円は再び押し目買い局面に戻るのではないだろうか。112円台半ばのサポートは非常に堅固だ。一足飛びに115円を超えることはないだろうが年末の薄商いの中、ドル高方向を狙う展開になりそうだ。ここから115円再挑戦に向けて準備が始まっていくのではないかと考えている。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。