2021年12月14日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

今週はFOMCを始め、各国の政策金利発表がある。FOMCに関してはテーパリングの加速などは既に織り込み済みのため、何らかのサプライズが出てこない限り、市場の反応は読みづらいところがある。特にこのところ長期金利があまり上がってこないので、市場参加者の多くは疑心暗鬼になっている。ただそれでも金利が上昇することには変わりないので、じりじりとドルが上昇すると考えている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は11/25に付けた直近高値の115.52円付近から11/30に112.53円付近へ約3円下落し、その半値が114円付近となる。この半値レベルをしっかりと超えて来ないとドルは継続的に上がってこないだろう。今週は114円台に乗せられるかどうか、そしてそのレベルを維持できるかどうかに注目したい。乗せてくれば、最高値挑戦が年内あるかもしれない。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。