2021年12月20日9時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週17日(金)の米ドルはロンドン時間から買われ最強通貨となって週を終えた。ドルインデックスは前日の95.999から96.675へと急反騰している。タイムサイクル的にはドルインデックスは、依然として12/13~22の天井圏を狙った動きのようだ。エリオット波動的には11/24に上昇c波の高値が終了、下降d波の下げの中にいて、ここから最後の反落となるだろう。ただし、12/15の高値を超えることがあれば、既に上昇e波のスタートということになる。一方、ユーロ/米ドルは12/13~21の底値圏をトライする値動きのようだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

先週17日(金)の米ドル/円は金曜日の午前9時の113.852円の高値を付け、急落後午後22時に113.141円の安値を付けた後反発して113.763円まで戻している。米ドル/円の一日の値幅は71.1pipsと比較的大きな値動きとなった。米ドル/円はタイムサイクル的には、12/10~17の天井圏が先週15日(水)に終了して12/16~24の底値圏に向かい始めたと思われるがレンジの中での動きになりそうだ。 超短期的には113.76円を越えてくると114.00~114.25円のレジスタンスくらいまでの上昇がありそうなので、上がったところを売りから入ってみたいと思う。 またこのまま上昇せずに113.54円を切ってくるとサポートラインまでは下落しそうである。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。