この記事は2022年3月8日(火)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2022年3月8日(火)の午前11時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
志摩力男 慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。 |
現在の為替相場の傾向や相場観
ウクライナにおける戦争で世界は変わった。経済合理性よりも安全保障が重要視されることになる。インフレの高止まりで消費が抑制され、世界景気は後退していくだろう。
現在の為替相場の戦略やスタンス
紛争中のすぐ近くであるポーランドのズウォティやスウェーデンのクローナといった通貨はかなり売られている。同様にユーロはこの先も頭が重い展開が続くだろう。対ドルで1.1ドル付近をバックに、戻り売りスタンスで臨みたい。
▽ユーロ/米ドルの日足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。