この記事は2022年3月29日(火)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2022年3月29日(火)の午前11時すぎに現役トレーダーの小林芳彦さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
小林芳彦 1979年慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で数十社の法人顧客を担当。 |
現在の為替相場の傾向や相場観
日銀が長期金利の上昇を抑えるため、本日2022年3月29日(火)より3日間連続の指値オペを実施することとなった。これで間違いなく日米の金利差はさらに拡大する流れだ。
よって米ドル/円は押し目買いから入らざるを得ないだろう。
現在の為替相場の戦略やスタンス
今週初めにイメージしていた米ドル/円予想レンジは、120.5~124円。
しかし昨日3月28日(月)、すでに125円台の高値をつけてしまったため、今週の予想レンジを122~124.8円に変更したい。
ただ、125円台はオーバーシュート感があるため、予想上値は125円手前での想定。戦略的には122.5円にかけて買い場を探し、124.5円にかけてロングを利食っていくような買い回転で臨みたい。
▽米ドル/円の日足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。