この記事は2022年4月11日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=PIXTA)

2022年4月11日(月)の午前10時すぎにウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

現在の為替相場の傾向や相場観

2022年4月11日(月)。先週4月8日(金)のドルは、NY時間開始までは最強通貨だったが、その後弱含みとなった。ドルインデックスは前日の99.76から99.755へと2年ぶりの高みからわずかに反落して終えている。

タイムサイクル的には2022年4月1日~4月11日の天井圏に向かっていたが、本日11日(月)からは4月5日~4月15日の底値圏に向かって反落すると思われる。エリオット波動的には3月30日に下降f波が終了、最後の上昇g波に入っていると思われる。

一方、ユーロ/米ドルは続落してきているが、2022年3月30日~2022年4月7日の底値圏が終了、4月5日~4月13日の天井圏に向かって反発し始めるだろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ユーロ/米ドルのチャートだが、1時間足での反転ポイント1.0892ドルを超えてきている。

1.0864ドルを切ってこなければ、上昇のスイングができるので1.0938ドルのレジスタンスに注意しながら、短期的には買いから入れるかと思っている。

ただし、これ以上、上昇のスピードが上がらなかった場合、3月31日からの下落に対して38.2%戻し付近になってきたあたりからは、また売りを考えたい。

▽ユーロ/米ドルの1時間足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。