東映アニメーションの業績好調が続いています。5月12日に2023年3月期の連結純利益が前期に続き過去最高になりそうと発表し、翌13日には株式市場で株価が制限値幅の上限いっぱいまで上昇しました。

「ドラゴンボール」「ワンピース」など劇場アニメ、「プリキュア」「デジモンアドベンチャー」などテレビアニメの制作・販売が順調なうえ、ゲーム化権、商品化権といった版権事業が海外中心に伸びているためです。

動画プラットフォーマーなどを通じたアニメ市場の拡大が海外で続くなかで、「世界での東映アニメブランド確立」がこれからの目標のひとつ。

またコロナ禍で人々の生活様式が大きく変わったことに対応し、膨大なアニメコンテンツをより多様な手法で、またより長いサイクルで活用していく「IP(知的財産)ホルダー戦略」にも取り組みます。高木勝裕社長にこれからの取り組みについて聞きます。

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