日経平均 | 2万6,423.47円 △269.66円 |
為替 | 1ドル=134.84円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億3,818万株 |
売買代金 | 2兆4,121億円 |
値上り銘柄数 | 1,007銘柄 |
値下り銘柄数 | 749銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 96.79% |
市況概況
月初の買いは終わったようだが、買い戻しを急ぐ動きで大幅高
米国株が休場となるなかで売り一巡感もあって買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は節目と見られる2万6,500円で上値の重さが確認されると手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小、TOPIXは大幅高だったが日経平均は上値の重い展開となった。
昼の時間帯も特に材料に乏しい中で手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小、後場も前場の安値を下回るなど冴えない始まりとなった。買い気には乏しい感じで指数も上値が重かったが売り急ぐということもなく値持ちの良い指数に影響の大きな銘柄に買い戻しが入って指数を押し上げ、さらに空売りが積み上がって買い戻しが入るというような感じで上値を試す動きとなった。それでも上値の重い状況は続き後場の高値での引けとなったが、節目と見られる2万6,500円までは届かずに取引を終えた。
小型銘柄も買い戻しなどもみられて総じて高く、マザーズ指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いも散発的にみられるものの指数を大きく押し上げるということでもなく、下支えとはなったものの買い急ぐようなこともなかった。上がれば売り、下がれば買いというような方向感に乏しい展開だった。
2022年7月月初の買いも一巡となった感もあるが、指数に影響の大きな銘柄の買い戻しが入ったという感じだ。月初の買いということでもなかったのだが、少しは月初の買いが残っていたということなのだろう。世界的な金余りの終焉ということで買い難い状況が続くと思う。ただ、目先的には何もかわっておらず、まだまだ上がれば売り、下がれば買いということなのだと思う。割安感が強い銘柄などの買い直しが期待されるが、逆に割高感が強い銘柄も多く、指数の上値は限られるのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
まだ保ち合いの範疇という状況だ。2万6,500円が上値となるか、2万7,000円程度が上値となるのだろう
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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