ソーシャルレンディングで事業拡大と知名度アップを

――企業として大切にしていることを教えてください。

私たちの目指すところは「私たちにしか創れないビルが東京の街を変え、将来性あるお客様の資産運用を支え、お客様に喜んでいただける明るい未来を創っていくこと」です。他の会社がやらない、やれない、当社にしかできないことを実現し、お客様に喜んでいただくために、時間と資金をかけて、土地の仕入れから、ビルを建て、リーシングし、販売しています。お客様に喜んでいただけることに社員全員が喜びを感じられるような会社を目指しています。

そのために重視しているのは信頼関係ですね。企業理念として「信頼と価値ある未来の創造」を掲げていますが、信頼関係がなければ、何事もできません。お客様に喜んでいただけることも達成できません。我々はビルを売却した後のビル管理もしていきますので、お客様との信頼関係なくしては成り立ちません。そのため「信頼」関係を最も重要視しています。

――過去にもソーシャルレンディングを実施していますが、活用し始めたきっかけと、再度取り組む理由を教えてください。

ビルを建てるためには、事業資金が必要になります。土地購入代金や建築代金の一部などは金融機関から借り入れますが、それ以外にも、設計費や解体費、業務委託料など、様々な費用がかかります。今までは自社の資金で補っていましたが、その部分をソーシャルレンディングで調達できれば、より多くのプロジェクトを遂行し、拡大していくことができるとの考えから活用を始め、その後も取り組み続けています。今後も新しいビルプロジェクトが立ちあがり、そこで資金が必要になった場合は、新たな時代の資金調達策として、ソーシャルレンディングを実施したいと考えています。

麻布十番2丁目(ブルズ裏)_外観
学芸大学_外観
今回、ソーシャルレンディングを活用予定の「THE CITY 麻布十番 ⅠAVANTI」と「THE CITY RESIDENCE学芸大学」

――ファンドの活用でどのような成果・影響がありましたか。

もちろん資金の調達は大きな成果ですが、当社や「THE CITY」というビルの知名度アップにも大きな効果を生みだしていると思います。また、投資してくださった方々への特典として「麻布十番 焼肉BULLS」の優待券や焼肉セットなどを、プラスアルファの付帯価値としてお付けしていますので、これらの飲食店を知っていただくという部分においても大きな成果が出ています。

実際、Twitterなどをチェックすると喜んでいただいている声、次のソーシャルレンディング実施を期待する声なども見られますし、認知度が高まり、当社の商品を買ってくださる方が増えている実感があります。

――今後の事業構想について教えてください。

2022年3月期に142億円の売上を記録しましたので、今後は200億円企業を目指して、より良い会社にするため、社員一丸となって進めていく所存にあります。目標は、東京23区内のどの駅前にも、当社のモダンなフォルムの「THE CITY」がある風景を目指しています。そのビルを日本全国、そして台湾やシンガポール、香港など海外も含めた投資家様にご購入いただき、「東京の街を変え、お客様の明るい未来を創る」というスローガンを実現させていきます。また、近い将来には自分たちが建てたビルの保有もしていきたいと考えています。

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