日経平均 | 32,506.78円 △289.35円 |
為替 | 1ドル=139.49円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億4,308万株 |
売買代金 | 3兆4501億31百万円 |
値上り銘柄数 | 934銘柄 |
値下り銘柄数 | 829銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 100.00% |
市況概況
売り先行となるも今日も大幅高で高値引け
米国株が軟調となったことや夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたこともあり、本日の日本市場は売り先行となった。
節目と見られる32,000円を割り込み、今度は下値を試す動きになるかと思ったのだが、意外に値持ちが良く、値持ちの良さが好感されると買戻しを急ぐ動きで堅調となった。結局昨日の終値を意識して値持ちは良く、高値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は若干手仕舞い売りに押されるような場面もあり、後場が始まるといったん上げ幅縮小となった。
それでもすぐに買戻しを急ぐ動きから前場の高値を抜けてさらに上値を試す展開となった。上げ一服となってもいっこうに下がらず、値持ちが良いことから、引けにかけてさらに買戻しが入り結局は高値圏で、節目と見られる32,500円を超えての引けとなった。いつまでも買戻しクライマックスとならず、今日も大きな上昇となった。
小型銘柄も買い直されて堅調なものが多くなった。マザーズ指数やグロース指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られたが、特に指数を押し上げるようなこともなく、指数に追随するような展開だった。限月交代での持ち高調整が主体となっていたものと思われる。
月初の買いも終わったかと思われたのだが依然として強い相場が続いている。特に買い上がる材料がないのだが、下がらないから買う、上がるから買う、買うから上がるというような展開で指数が押し上げられたということだ。
空売りが積み上がっている銘柄が主導し、先物の買い急ぐ動きを誘発して指数が押し上げられているということなのだろう。もうそろそろと言ってから久しいがもうそろそろいいのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
さらに過熱感が強くなっている。ボリンジャーバンドでの「バンドウォーク」という状況で「行くところまで行って急落」というパターンなのだろう。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。