地ウイスキーの中でも、星のように輝く存在である「マルスウイスキー」は、手軽に購入できる点やふるさと納税の返礼品としても人気を博しています。

マルスシリーズではさまざまな種類のウイスキーを取り扱っており、バリエーションも広範囲です。

本記事では、そんなマルスウイスキーの魅力や種類、どのような評判があるのかについて、SNSをもとに独自調査を行った結果をご紹介します。

この記事の監修者

いのかず
(画像=「whiskeen」より引用)

いのかず

バーテンダー歴6年。どこかのチーフバーテンダー。家でもお酒を楽しんでもらいたいという想いから、ウイスキーやカクテルに関するコンテンツをWebで発信。

「マルスウイスキー」とは

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(画像=出典:マルスウイスキー | 本坊酒造 公式サイト、「whiskeen」より引用)

「マルスウイスキー」は、本坊酒造が手掛ける国産ウイスキーのブランド名です。

鹿児島に本拠を置く1872年創業の本坊酒造は、1980年代の第一次地ウイスキーブームをけん引しており、マルスウイスキーはその代表的な存在。

原酒を造る蒸留所は長野と鹿児島の2カ所、熟成拠点は長野、鹿児島、屋久島の3カ所です。

異なる自然環境で熟成させ、独自の個性と味わいを生み出しています。

マルスウイスキーにはブレンデッドウイスキーからシングルモルトまで幅広いラインナップがあり、その中には限定品もあります。

「マルス」の由来

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(画像=「whiskeen」より引用)

ウイスキーのブランド名には、火星を意味する「マルス(MARS)」が冠されています。

「マルス」という名前は、創業当時からのイメージシンボル「星」にちなみ、一般公募で選ばれた「マルス(英語:Mars)」が由来です。

マルスウイスキーの製造場所

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(画像=「whiskeen」より引用)

原酒が造られているのは長野と鹿児島にある2つの蒸留所で、熟成拠点は長野と鹿児島の蒸留所の他に屋久島にもあります。

以下の3つの拠点について解説します。

  • マルス信州蒸溜所(長野県上伊那郡宮田村)
  • マルス津貫蒸溜所(鹿児島県南さつま市)
  • 屋久島エージングセラー(鹿児島県熊毛郡屋久島町)

いずれも施設も一般見学可能ですので、気になる方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

マルス信州蒸溜所

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(画像=「whiskeen」より引用)

マルス信州蒸溜所はマルスウイスキーの製造場所の1つで、2020年にリニューアルされました。

マルスブランドのウイスキーでは主に、「岩井トラディション」や「駒ヶ岳」などが造られます。

また、ウイスキー検定合格者限定のマルス信州蒸溜所見学ツアーも開催された実績もあるようです。

マルス津貫蒸溜所

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(画像=「whiskeen」より引用)

2016年に竣工したマルス津貫蒸溜所は鹿児島薩摩半島南西の山間に位置し、温暖な気候と寒暖差のある環境が特徴です。

1984年にモルト原酒製造を休止していましたが2016年に再開。

32年ぶりに本坊酒造の拠点である鹿児島で、マルスウイスキーの新たな歴史が幕を開けました。

屋久島エージングセラー

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(画像=「whiskeen」より引用)

マルス津貫蒸溜所と同じく2016年に竣工した屋久島エージングセラーです。

マルスウイスキーは世界自然遺産の屋久島にある「屋久島伝承蔵」内にエージングセラーを構えており、多くの「マルスウイスキー」が熟成されます。