日経平均 | 32,391.26円 ▼28.07円 |
為替 | 1ドル=137.83円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億9,309万株 |
売買代金 | 3兆7640億58百万円 |
値上り銘柄数 | 625銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,134銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 95.05% |
市況概況
米国株高などから買い先行も手仕舞い売りに押されて冴えない展開
米国株が堅調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことから買い先行となった。ただ、オプションSQ(特別清算指数)算出に絡んでの売りや買戻し一巡からの売り、さらに好材料出尽くしということでの手仕舞い売りもあって一時軟調となった。その後は持ち直し、日経平均は小幅高となったが、指数に影響の大きな半導体関連銘柄が高いだけという感じでTPOIXは安く冴えない相場だった。
昼の時間帯は買戻しも入り、後場は戻りを試す始まりとなった。それでも上値は重く、上値の重さが気になると手仕舞い売りに押されるものが多く、買戻しが入る銘柄は下げ渋りはしたものの、相場全体としては冴えない展開となった。3連休を控えた週末ということで手仕舞い売りを急ぐ動きもあり、買戻しが一巡となったものから売られる状況だった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調となった。マザーズ指数やグロース指数は軟調だった。先物はまとまった売りが散発的に見られて指数を下押す場面もあり、戻り売りが優勢という雰囲気だった。買戻しを急ぐ動きも限られ、指数を下押す要因となった。
今日も寄り天というような雰囲気だった。オプションSQも案外上値が重く、それだけ買い気には乏しい感じだ。根本的なところで日銀の金融緩和の終了などが気になるということだと思うし、好調な決算を発表しても買われすぎということで売られるような雰囲気だということだろう。
32,500円前後の水準が保ち合いの下値でなく、「上値」となる可能性も高くなってきた。ここで空売りが積み上がらなければさらに下値を試すことになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
基準線に上値を押さえられた形となっている。遅行スパンがローソク足にサポートされているが、ローソク足を下回るようであれば大きな下落となるのだと思う。
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