安川電機の株価が6月下旬に上場来高値をつけました。第1四半期(2023年3~5月期)はロボット事業の好調や円安もあって、売上収益が前年同期比18%の1425億円、純利益が13%増の116億円と好調に滑り出しました。

一方で受注額は中国をはじめとする落ち込みが響いて前年比マイナス基調が続き、世界の自動化投資の先行きには不透明感も漂います。

新たに策定した3ヵ年の中期経営計画では1500億円の成長投資を計画し、欧米でモーターやロボットの生産を強化することを盛り込み、「脱中国銘柄」の姿勢も鮮明になりました。

ロボット事業に長く携わり3月にトップを引き継いだ小川昌寛社長を招き、攻めの戦略を深掘りします。

安川電機社長 小川昌寛氏 ―― トップに聞く(短縮版)

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