本記事は、まっつん氏の著書『素人でもわかるお金の授業』(ダイヤモンド社)の中から一部を抜粋・編集しています。

証券取引所
(画像=Svetlana / stock.adobe.com)

株式の売買は証券取引所で行われる

そもそも株式投資とは、その事業を応援するべく会社に出資することだ。株式は出資の証拠であり、株主が会社から得られる権利を形にした証書でもある。

そして、株式の売買は証券取引所で行う。例えばソニーの本社に行って「株を買いたいのだけど……」と頼んだところで買うことはできない。証券取引所に上場している会社の株は、投資家同士が証券取引所で売買するものだからだ。といっても、投資家が直接買い手や売り手を探す必要はない。証券会社を通じて売買注文を出せば、買い手や売り手を探すことができる。

買いたい人が多い銘柄の株価はどんどん上昇していく

さて、証券会社に口座を開き、お目当ての銘柄に買い注文を出したとしよう。しかし、自分の希望どおりの値段で買うことができるとは限らない。証券取引所での売買は、競りやオークションと同じように、買いたい人と売りたい人が、それぞれ希望する価格(株価)と数量(株数)を出し合い、その条件が合ってはじめて取引が成立するからだ。言い換えると、「その価格と数量で売りたい」という人が現れなければ、あなたの買い注文は成立しない。この売買注文が成立することを「約定やくじょう」という。

さらに、証券取引所で取引される株式の数には限りがある。そのため、その会社の株を売りたい人に対して買いたい人が多い場合は、価格が高くなっても手に入れようとするので株価が上がりやすい。ネットオークションで、人気の出品物の価格がどんどん上がるのと同じことと考えればわかりやすいかもしれない。

もちろん、反対の場合もある。買いたい人に対して売りたい人が多くなると、株価はどんどん下がってしまう。こういった仕組みから、株価の動きを人気投票に例えることもある。

ネットオークションと同じイメージね!わかりやすい!!

東京証券取引所には3つの市場がある

日本には、投資家が株式を売買する証券取引所が4カ所ある。札幌証券取引所、東京証券取引所、名古屋証券取引所、福岡証券取引所だ。このうち、最も多くの上場企業の株式を取り扱っているのが東京証券取引所(東証)だ。

東証の市場は3つ。世界的な大企業が多く上場するプライム市場、主に国内向けビジネスを展開する大〜中企業が上場するスタンダード市場、そして成長期待の大きい新興企業が上場するグロース市場だ。なお、市場ごとに上場維持の基準があり、それをキープできない場合には上場廃止の可能性もある。

それぞれ市場の特徴は異なるよ!

『素人でもわかるお金の授業』より引用
(画像=『素人でもわかるお金の授業』より引用)

利益を投資家に分配する配当の仕組み

会社の目的は、よりよい商品やサービスを生み出し、世の中に提供することで人々の生活を便利で豊かなものにし、利益を得ることにある。

しかし、商品やサービスを生み出すには、元手となる資金が必要だ。それを用意する手段として会社は株式を発行し、多くの人からお金を集めるというわけだ。これなら、高い利子を払って銀行などからお金を借りるよりも効率的に資金調達ができるだろう。

ただし、なんのメリットもなかったら、よく知らない会社に誰も出資しようとは思わない。そのため会社は、出資してもらう代わりに、株主に対して利益の一部を分配する。これが「配当金」だ。

「配当金」と「内部留保」はどちらも株主のためのもの

ところで、会社の「利益」とはなんだろう。それは、売上げなど会社に入ってくるお金(収益)から、原材料を買うお金や社員などに支払う給料、賃料、研究開発費、借入金の支払利息といった生産活動に使われるお金(費用)を差し引き、さらに税金を引いて残ったお金のことだ(当期純利益または最終利益という)。

では、その利益はすべて配当金として株主に還元されるのだろうか。実はそうではない。配当金のほかに「内部留保」として蓄えられるお金がある。

内部留保とは、もっといい商品やサービスを開発、製造するための設備投資や、経営危機に備えるため会社内にキープされるお金のこと。この内部留保を活用することで、さらに多くの利益をあげられるようになったり、コロナショックのような突発的な出来事で損失が出ても経営を支えることができる。

投資家の中には、「会社の利益は株主のものだから、すべて配当金に回せ」という人もいるかもしれない。しかし、内部留保は、会社が株主から預かり、今後の成長やいざという時に備えるために使うお金といえるのだ。つまり、内部留保も合わせて、会社の利益はすべて株主のものになっているというわけだ。

なお、利益のごく一部は、役員のボーナスにも充てられる。適正なボーナスを得て役員のモチベーションが上がり、さらにいい経営をしてくれるなら、投資家にとっても喜ぶべきことだろう。

『素人でもわかるお金の授業』より引用
(画像=『素人でもわかるお金の授業』より引用)
=『素人でもわかるお金の授業』より引用
まっつん
ニックネーム:まっつん
生年月日:1979(昭和54)年1月24日
血液型:O型
出身:佐賀県
学歴:専門学校卒
職歴:都内某ホテルで1999年から現在まで勤務
趣味:食べ歩き、喫茶巡り、旅行
両親の仕事:商船会社社員
家族構成:両親と弟妹の5人家族
好きな食べ物:パン、天ぷら
好きな女優:深田恭子
好きな歌手:尾崎豊
自分の性格:呑気、能天気

~投資歴~
学生時代yahooオク転売、ブログアフィリやるが挫折。学生時代にFXに手を出すも失敗、競馬やパチンコにもハマるも失敗。当時はパチンコも投資と思っていたが、今思うと若い時にやっていたのは投資ではなく労働収入と気付く。社会人になり純金積み立てと、知り合いに紹介された怪しいいファンドを始める。これが上手く行き200→900万に資産拡大。24、5歳のときに株を始め出す。配当よりも一発当てたかったので、中小小型株を中心に投資。日本よりアメリカ、中国のほうが伸びしろあると思い、海外株を割合多く保有していた。株の投資額は8000万程。27歳から不動産投資をスタート。現在は区分9戸。うち無借金は5件。一棟3棟。太陽光2期を保有。2014年には当時詐欺と言われた仮想通貨にもいち早く着目。リップル10万円分(ピーク時には4、5000万程になっているはずだがパスワードを紛失して現金化できない(苦笑)。ビットコインも購入時から約10倍となり、現在は2000万円ほど保有。

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