2024年3月期第3四半期 決算ハイライト

2024年3月期第3四半期 決算ハイライト

売上高 2,030百万円(前年同期比△17.6%)
営業利益 △76百万円 (前年同期比 -%)

ドメイン別業績
• フィンテック・プラットフォーム
 売上高 1,205百万円(前年同期比△34.4%)
 営業利益 288百万円(前期比 △56.0%)

• フィンテック・トランザクション
 売上高 825百万円(前年同期比+31.8%)
 営業利益 127百万円(前年同期比 -%)

現状の整理

現状の整理

  • 第3四半期単体業績は前年同期比で減収・増益。営業利益率の高いフィンテック・トランザクションが伸長し、第3四半期単体の営業利益が黒字化。
  • フィンテック・プラットフォームは引き続きGoogleコアアップデートの影響から回復途上。
  • フィンテック・トランザクションは、金融事業の主要KPIである累計調達支援額、AUM、GMVが順調に拡大。売上高は1000年同期比+95.4%と大幅に増収。

2024年3月期 第2四半期連結業績

2024年3月期 第2四半期連結業績

投資領域であるフィンテック・トランザクションが前年同期比+31.8%と大幅に伸長。販管費の最適化も進み、前年同期比△19.9%。

2024年3月期 第3四半期 ドメイン別業績・トピックス

2024年3月期 第3四半期 ドメイン別業績・トピックス

フィンテック・プラットフォーム
• 金融系ワード関連Organic流入数 573千UU
 Googleコアアップデートの影響によるSEO対策を継続中
• 総会員数は堅調に推移。ARPU※1は 約1.6千円

フィンテック・トランザクション
• 金融事業の伸長によりQonQで増収増益、投資領域として引き続き事業拡大に注力
• AUM(預かり運用資産額)が 約270億円
 子会社ZWMのAUMが約倍増するなど、QonQ+72.4%
• GMV(金融トランザクション)※2が 約30億円
 不動産のトランザクションが大幅に伸長し、QonQ+60.3%

ZUUグループの事業内容

ZUUグループの事業内容

ZUUグループの成長戦略

ZUUグループの成長戦略

富裕層・経営者層の割合が高く、背景資産のあるユーザー基盤を保有することで預かり資産額が拡大。
また、商品ラインアップ数でも国内最大級であり、さまざまな企業から最適な金融商品を引き合わせることが可能。

ZUUグループの競争優位性

富裕層・経営層のユーザー基盤を持ち、預かり資産額が大きく伸長。プラットフォームとして、さまざまな企業から最適な商品を引き合わせることができ、商品ラインナップ数でも国内最大級に。

競争優位性①ユーザー基盤

『ZUU online』を中心に月間2000万UUのメディア・プラットフォームのユーザー基盤を保有。8000万会員を抱えるNTTドコモのユーザー向けに共同メディアを構築するなどメディア経済圏を構築。

競争優位性②金融プロフェッショナル・アドバイザー人材

株式会社ZUU Wealth ManagementによるIFAライセンス、金融プロフェッショナル・アドバイザーを中心にAUMが拡大。引き続き金融人材獲得・ライセンス強化につながるM&A、採用を推進。

競争優位性③金融商品ラインアップ

ZUUグループが保有する強みやビジネスネットワーク、人材ネットワーク等から国内最大級の金融商品ラインアップを実現。金融取引を拡大するための大きな競争優位性の一つに。

競争優位性③金融商品ラインアップ

M&A等により取得したライセンスや商品組成機能である「デッドファイナンス」「未上場株のエクイティファイナンス」が金融事業の伸長に貢献。顧客基盤の強みである富裕層は経営者でもあることが多く、法人・個人に跨ってソリューションを高レベルで提供できる国内では稀有なポジションを確立。

競争優位性④データを利活用

自社開発の独自CMS『MP Cloud』による様々な機能(SSO機能、会員機能、配信機能等)に、プラットフォームに蓄積したデータを利活用することで、マーケティング・セールスプロセス全体をDX化。

競争優位性⑤創業以来のメディア運営実績

創業以来10年以上のメディア運営実績を持つ日本最大級の金融メディア『ZUU online』、代表・冨田のベストセラー書籍、上場などのZUUブランドの認知度・信頼性。金融ライセンスを保有する企業としての強固なガバナンス体制。

金融トランザクションの推移

金融トランザクションの推移

第3四半期の累計調達支援額は約60億円、AUMは約270億円、GMVは約30億円と引き続き大幅に伸長。第4四半期もさらに伸長する見込み。

金融トランザクションが継続的拡大

ZUUグループが保有する競争優位性3点間でのネットワーク効果、さらにプラットフォーム基盤・DXにより、それら効果を拡大・効率化。持続的な競争優位性を構築し、預かり資産からの金融取引が継続的に発生・拡大。

中長期の成長イメージ

プラットフォーム事業の広告・送客中心で積み上げた利益を、中長期の柱となるトランザクション事業(金融領域)へ投資。トランザクション事業の大口の金融取引が、中長期ではプラットフォーム事業と連携し、小口化して2事業ともに拡大。 国内外最高レベルの資産運用・管理に関する商品・サービスを集める日本有数のフィンテック・プラットフォームの構築へ。


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