日経平均 | 38,487.24円 △329.30円 |
為替 | 1ドル=150.24円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 23億5,870万株 |
売買代金 | 6兆7212億03百万円 |
値上り銘柄数 | 1,391銘柄 |
値下り銘柄数 | 238銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 96.71% |
市況概況
史上最高値を伺うも手仕舞い売りに押される
米国株高を受けて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったこともあり、本日も買い先行の始まりとなった。
引き続き半導体関連銘柄などがけん引して史上最高値を伺うような場面もあったが、いったん上値が重くなるとさすがに買い疲れ感が強い週末ということもあって手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となった。
昼の時間帯は手詰まり感もあって方向感に乏しく、後場に入ってからも戻れば売りというような展開となった。38,800円を抜けずに週末の手仕舞い売りに押されるという形で38,500円という心理的な節目も割り込んでの引けとなった。
小型銘柄は出遅れ感もあり、総じて堅調な展開となった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いが出て指数を動かす場面もあったが、最後は買い戻しが入り大幅高となった。方向感を持っての動きと言うよりは持高調整の売り買いが中心と見られ、ヘッジの買いも多かったのではないかと思われる。
昨日までの相場とちょっと違った形で出遅れ銘柄と言うか買われていなかった銘柄が買われるという展開となった。値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大きく上回っており、日経平均よりもTOPIXやグロース250指数やグロース株指数が高いという状況で、半導体関連銘柄などに手仕舞い売りが出たという恰好だ。
ここで半導体関連銘柄などを「押し目」として買うのか日経平均がほぼ高値となったことで達成感から売られるのか、ということになる。米国のオプションSQ(特別清算指数)算出が終わった後の相場(来週になるが)などを見ながらここが天井なのかどうかを考えていきたい。
テクニカル分析
日経平均
上髭線の長い十字足でほぼここで高値となったという雰囲気も出ている。目先的な過熱感もあり、いったんは調整となるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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