日経平均 | 38,356.06円 △176.60円 |
為替 | 1ドル=156.42円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 22億3,018万株 |
売買代金 | 5兆0680億23百万円 |
値上り銘柄数 | 747銘柄 |
値下り銘柄数 | 874銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 105.22% |
市況概況
意外に堅調だがソフトバンクGとアドバンテストの買戻しだけの相場
米国市場がまちまちで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も冴えない展開だったが、指数に影響の大きな銘柄などが買われ、買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後も上値を試すような動きとなったが、買戻し一巡となると38,500円を意識して上値も重く、手仕舞い売りに押されるものも多く、上げ幅を縮小、今度は下値を試す動きとなった。ただ、売り急ぐということでもなく、昨日の終値を下回ると買戻しも入り下げ渋りでの引けとなった。
昼の時間帯は手仕舞い売りに押されて冴えない展開となり、後場も前場の安値を下回っての始まりとなった。それでも38,100円を下回ると買戻しも入るという状況で再度戻り歩調となったが、今度は38,300円を意識すると売り直されるという状況で方向感に乏しかったが、意外に値持ちもよく最後は買戻しも見られ38,300円台で後場の高値引けとなった。
小型銘柄は米国市場でミーム株が買われたことなどもあり、値動きの良さからは買われる銘柄なども散見されて大きく上昇するものも見られた。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かすということもなかった。上がれば売られ、下がれば買われるという状況で持高調整の売り買い、目先的な売り買いが主体となっていた。
米国での利下げ期待、日本市場での利上げ懸念があるが、結局はインフレ懸念、スタグフレーション懸念が強いということだ。決算発表が出揃ってきても特に相場全体を押し上げるような決算も見られず、テーマ性を持っての好決算なども見られずあくまでも目先の反応ということになっている。空売りも積み上がらず、まだまだ冴えない展開で上値の重さを嫌気しては売られ、下値模索が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
下げ渋り感は見られるのだが、25日移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲に上値を押さえられての調整が続いている。上値の重さを嫌気しては売られ、下値模索が続くのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。