日銀、利上げ失敗の歴史【外為マーケットビュー】
動画配信期間:2024/7/31~2024/8/14
動画の概要・まとめ
日銀金融政策決定会合とFOMCが同日に開催される重要な日。
会合前夜にNHKと日経新聞が0.25%の利上げを議論するという報道を行い、これを受けて円高が進行。
利上げの主な理由は円安による物価高対策だが、金融政策をこの理由で決定することへの疑問も。
日本の経済成長率は上方修正されたものの、まだ低水準。インフレ指標も目標に達していない。
利上げを行うと、説明責任が重くなり、失敗した場合のリスクが大きい。
過去の日銀の失敗事例(早すぎる利上げによる景気後退)への懸念。
政府からの円安是正圧力が強まっているが、円高による経済への悪影響も懸念される。
円高・株安による国民の資産減少(試算で約120兆円)の問題。
利上げした場合、短期的に円高が進む可能性があるが、長期的には日本経済の縮小につながる懸念。
国債買入れの減額も議論されており、具体的な減額ペースの発表が予想される。
日銀の決定次第で、為替市場や株式市場に大きな影響を与える可能性がある。
全体として、利上げを行うかどうかの判断は非常に難しい状況にあり、その決定が日本経済全体に大きな影響を与える可能性があることが強調されています。
FOMCは据え置きが確実視されるが、9月以降の利下げ観測に注目。
円の介入による円高・株安の影響は約120兆円規模と推計。
7月は円高の月として知られており、介入もあって円が最強通貨に。
アメリカ経済は比較的好調で、GDPも良好。インフレも徐々に低下。
ユーロ圏経済は弱く、特にドイツの指標が悪化。9月の利下げ観測。
オーストラリアとニュージーランドの金融政策の方向性が分かれる可能性。
メキシコペソは選挙後に弱含み。経済成長率がアメリカを下回る見通し。
南アフリカランドは相対的に堅調だが、政治的な不安定さが懸念材料。
株式市場は為替動向に大きく影響を受けており、円高で株安、円安で株高の傾向。
原油価格は中国経済の弱さと中東情勢の緊張から変動。
金価格は世界的な金利低下傾向を背景に上昇。
米国株式市場ではハイテク株が弱含み。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。