東京海上Rogge世界ハイブリッド証券ファンド(通貨選択型) 円コース(毎月分配型)

投信会社名

東京海上アセットマネジメント

設定日

2011年11月8日

運用資産額

583.65億円

購入時手数料

3.24%(税抜3.00%)を上限

信託財産留保額

なし

信託報酬

実質年率1.67384%程度(税込)

最低申し込み金額

販売会社がそれぞれ定める単位

ファンドの特色

①世界の金融機関が発行するハイブリッド証券等を主要投資対象とします(「マネープール・ファンド」を除く)。

②投資対象は取得時において投資適格(BBB格)相当以上を有するものとします。

③「東京海上Rogge世界ハイブリッド証券ファンド(通貨選択型)」は、投資対象とする外国投資信託における為替取引手法の異なる9本のコースおよび「マネープール・ファンド」から構成されます。

④ハイブリッド証券等の実質的な運用は「東京海上Rogge社」が行います。

⑤年12回の毎決算時に、原則として毎月分配を行います(「マネープ-ル・ファンド」を除く)。

ファンドのポイント

安定した収益の確保と信託財産の着実な成長を目指して運用を行います。

ファンドのリスク

■ハイブリッド証券への投資に伴うリスク

ハイブリッド証券への投資には次のような特有のリスクがあり、信用リスクや流動性リスクは普通社債への投資と比較して相対的に大きいものとなります。

①弁済の劣後リスク …一般的にハイブリッド証券の法的弁済順位は株式に優先し、普通社債に劣後します。したがって、発行体が経営破たん等に陥り、普通社債等が全額支払われない場合、ハイブリッド証券は元利金の支払いを受けられないことがあります。また、ハイブリッド証券は、一般的に普通社債と比較して低い格付が格付機関により付与されていますが、その格付がさらに下落する場合には、ハイブリッド証券の価格が普通社債以上に大きく下落する場合があります。

②繰上償還延期リスク …一般的にハイブリッド証券には、繰上償還(コール)条項が付与されており、この繰上償還の実施は発行体が決定することとなっています。市場環境等の要因によって予定された期日に繰上償還が実施されない場合、あるいは実施されないと見込まれる場合には、当該証券の価格が大きく下落することがあります。

③利息・配当繰り延べリスク … 利息または配当の支払い繰り延べ条項を有するハイブリッド証券は、発行体の財務状況や収益動向等の要因によって、利息または配当の支払いが繰り延べまたは停止される可能性があります。この場合、期待されるインカムゲインが得られないこととなり、ハイブリッド証券の価格が下落する可能性があります。

④制度変更等に関わるリスク …将来、ハイブリッド証券にかかる税制の変更や、当該証券市場にとって不利益な制度上の重大な変更等があった場合には、税制上・財務上のメリットがなくなるか、もしくは著しく低下する等の事由により、投資成果に悪影響を及ぼす可能性があります。

■為替変動リスク … <円コース>

主要投資対象である外国投資信託は、原資産通貨売り/円買いの為替ヘッジにより、為替変動リスクの低減を図ります。ただし、追加設定・解約の影響等により、為替変動リスクを完全に排除できるものではありません。また、原資産通貨の金利が円金利より高い場合、これらの金利差相当分のヘッジコストがかかります。

■カントリーリスク

投資対象国・地域において、政治・経済情勢の変化等により市場に混乱が生じた場合、または取引に対して新たな規制が設けられた場合には、基準価額が予想以上に下落したり、投資方針に沿った運用が困難となることがあります。また、投資対象国・地域には新興国が含まれています。新興国を取巻く社会的・経済的環境は不透明な場合もあり、金融危機、デフォルト(債務不履行)、重大な政策変更や様々な規制の新たな導入等による投資環境の変化が、先進国への投資に比べてより大きなリスク要因となることがあります。さらに、新興国においては市場規模が小さく流動性が低い場合があり、そのため証券価格の変動が大きくなることがあります。

■特定の業種への集中投資リスク

投資対象とする投資信託証券を通じて、金融機関が発行するハイブリッド証券に集中的に投資するため、幅広い業種に分散投資を行うファンドと比較して、基準価額の変動が大きくなる場合があります。

■金利変動リスク

ハイブリッド証券や公社債は、一般に金利が上昇した場合には価格は下落し、反対に金利が下落した場合には価格は上昇します。したがって、金利が上昇した場合、基準価額が下落する要因となります。

■信用リスク

一般に、ハイブリッド証券や公社債、短期金融商品等の発行体にデフォルトが生じた場合、またはデフォルトが予想される場合には、当該公社債等の価格は大幅に下落することになります。したがって、組入公社債等にデフォルトが生じた場合、またデフォルトが予想される場合には、基準価額が下落する要因となります。

■流動性リスク

受益者から解約申込があった場合、組入資産を売却することで解約資金の手当てを行うことがあります。その際、組入資産の市場における流動性が低いときには直前の市場価格よりも大幅に安い価格で売却せざるを得ないことがあります。この場合、基準価額が下落する要因となります。なお、各コースが実質的に投資対象とするハイブリッド証券は、比較的流動性が低いため、より流動性の高い資産への投資を行うファンドと比べて、基準価額への影響度合いが大きくなる可能性があります。

類似ファンド

グリーン世銀債ファンド 世界のサイフ

組入上位10銘柄(2014年4月30日現在)

<銘柄>

<業種>

<組入比率>

1

LLOYDS BANK PLC

期限付劣後債

3.2%

2

CSG GUERNSEY I LTD

期限付劣後債

3.0%

3

DNB BANK ASA

永久劣後債

3.0%

4

RABOBANK NEDERLAND

優先出資証券

2.9%

5

PRUDENTIAL FINANCIAL INC

期限付劣後債

2.9%

6

STANDARD LIFE PLC

期限付劣後債

2.8%

7

NIPPON LIFE INSURANCE

期限付劣後債

2.7%

8

SOMPO JAPAN INSURANCE

期限付劣後債

2.7%

9

BARCLAYS BANK PLC

期限付劣後債

2.6%

10

MITSUI SUMITOMO INSURANC

優先出資証券

2.5%