テクニカル分析(トルコリラ/円)

漸くボリバン中位まで回復、小動き

 日足、8月28日の長い下ヒゲから上昇、漸くボリバン中位。9月20日-23日の上昇ラインがサポート。9月3日-23日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向き、20日線下向き。
週足、8月26日週は下ヒゲが長かったが浮上せず。ボリバン2σ下限。8月26日週-9月16日週の上昇ラインがサポート。9月2日週-16日週の下降ラインを上抜く。7月1日週-8日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線を下向き。
 月足、2σ下位で推移。8月の月足の下ヒゲは長かった。3月-4月の上昇ラインを下抜く。ボリバン2σ下限は3.53。7月-8月の下降ラインが上値抵抗。
 年足、9年連続陰線。その間52円から4円台へ沈む。再び円との熾烈な最下位争いをしていたが7月の大規模円買い介入もあり円に抜かれた。

トルコリラ見通し
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

メルハバ

トルコ大統領、多面外交推進の意向 欧米協調も継続

 エルドアン大統領は、トルコは欧米の西側諸国と引き続き協調しつつも、主要新興国による「BRICS」や地域協力組織「上海協力機構(SCO)」などとも多面的な外交路線により関係強化を進めていくと表明した。
北大西洋条約機構(NATO)加盟国のトルコはここ数カ月、中国とロシアを含むBRICSやSCOへの参加に関心を示している。米国や欧州では、トルコが否定しているにもかかわらず、伝統的に西側寄りの外交姿勢から転換するのではないかとの懸念が出ている。
エルドアン大統領は、「軸足のシフト」を巡る議論には根拠がないとしながらも、トルコは経済や生産、技術の分野で形成されつつある新たな「力の中心」に対応する必要があると指摘。あらゆる枠組みや当事者に対して開かれた姿勢を保つべきだとも述べた。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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