日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 39,587.68円 ▼223.20円
為替 1ドル=145.06円
売買高(東証プライム、以下同) 14億7,394万株
売買代金 3兆4347億83百万円
値上り銘柄数 597銘柄
値下り銘柄数 969銘柄
騰落レシオ(25日) 103.76%

市況概況

関税問題への懸念が強く手仕舞い売りに押される

週末の米国株は休場となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も特に動きは見られなかったが、依然として米国との関税問題が懸念されて目先的に買われた銘柄から売られるというような展開で冴えない動きとなった。39,800円を超える場面もあったのだが、節目として意識されて買戻し一巡となったものから売られるという状況で総じて軟調だった。

昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も39,600円台で始まったものの改めて上値の重さを確認して売り直されじり安となった。引けを意識する時間帯には関税問題の結果が今晩判明するのではないかとの思惑でヘッジ売りなども嵩んで売り直されるものが多く、指数もさらにじり安となり、結局は39,500円の節目を意識するところまで下落したが、最後の最後は買い戻しも入り、安値圏ながらも下げ渋りとなった。

小型銘柄は幕間つなぎ的に米国の影響が少ない銘柄などが買い直され、グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物は散発的にまとまった売り買いも見られたものの、特に方向感を持って断続的に売り買いが進むことはなかった。まとまった売りに対して敏感な反応となることが多かった。

関税問題が進展しないまま最終結論を待つばかりということで手仕舞い売りが嵩んだ。大変な関税が課されるのではないかとの懸念からヘッジ売りなども嵩んだようだ。結果次第ではあるが、目先的な需給で買われすぎた分、いい方に転んでも買いが限定的となるのだろうし、悪い方に転ぶと大きく下落することになるだろう。

テクニカル分析

日経平均

まだまだ調整が続くということで25日移動平均線や基準線までの調整は見られると思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。