日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 39,810.88円 △24.98円
為替 1ドル=144.27円
売買高(東証プライム、以下同) 16億6,451万株
売買代金 3兆8803億46百万円
値上り銘柄数 786銘柄
値下り銘柄数 757銘柄
騰落レシオ(25日) 107.43%

市況概況

買い先行で始まるも上値の重い展開

米国株が堅調、ナスダック指数が大幅高となったこともあり、本日の日本市場は買い先行となった。ただ、昨日の引けの買い物の反動もあり、寄り付きの買い戻しが一巡となると手仕舞い売りに押されて一気に下値を試すような動きとなった。積極的に買い上がるようなこともなくいったん売られた後は買戻しなども見られたが戻れば売りというような状況でさえない展開となった。

昼の時間帯も特に動きはなく、後場も前場の終値近辺で始まったものの戻りの鈍さが嫌気して前場の安値を試すように手仕舞い売りに押された。それでも売り急ぐということでもなく、下がれば買い戻しも見られるという状況で意外に値持ちはよかった。最後は売られる場面もあったが、一方で下がれば買いという状況で値持ちはよく、結局小動きとなった。

小型銘柄も方向感に乏しくまちまちだった。グロース250指数やグロース株指数は堅調だが上値も重かった。先物はまとまった売り買いが散発的にみられて指数を動かす場面もあったのだが、一方向に断続的な売り買いが入るということでもなく、相変わらず上がられば売られ、下がれば買われる状況だった。

今晩は米国市場が休場で、昨日で銘柄入れ替えに伴う買いが一巡となったこともあり、買い材料に乏しい相場となっている。関税協議が進むとか、好材料が見当たらず、このまま週明けを迎えると来週は手仕舞い売りや見切り売りを急ぐことになりそうだ。ヘッジなどで空売りが積みあがれば堅調な展開が期待されるが、40,000円が上値ということが意識されるのだろうし、いったん下値を試すことになると思う。

テクニカル分析

日経平均

まだ移動平均線との乖離も大きく、引き続き25日移動平均線や基準線までは下落するとみている。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。