
日経平均 | 43,714.31円 △336.00円 |
為替 | 1ドル=147.45円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 22億2,762万株 |
売買代金 | 5兆0028億75百万円 |
値上り銘柄数 | 1,131銘柄 |
値下り銘柄数 | 443銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 148.48% |
市況概況
依然として買戻しで指数が押し上げられ最高値更新
週末の米国株はまちまちで、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も冴えない展開となったが、本日の日本市場は特に理由のないなかで買戻しを急ぐ動きで買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後に手仕舞い売りに押されたが、先週末の終値を意識して下げ止まり、いったん下げ止まると買戻しを急ぐ動きから指数は押し上げられた。その後はいつものように上がるから買う、買うから上がるというような踏み上げ相場となって高値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に売り急ぐ動きはなく、売られないから買うということで後場も堅調な地合いが続いた。43,800円まで上昇すると手仕舞い売りに押されるものも多くなったが、その後も値持ちの良い展開が続いた。最後は手仕舞い売りに押される形で指数も上げ幅縮小となり、後場の安値圏での引けとなった。
小型銘柄も出遅れ感から買われるものなども見られ総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたが朝方の持高調整の売り買い以外は特に方向感が見られるようなこともなかった。
さらに上値追いとなった。特に買い上がる材料がないなかで目先の需給での上昇ではあるが、踏み上げ相場で上がるから買う、買うから上がるという目先的な需給で大きく上昇していると思われる。買戻し一巡となったところからは急落での調整となると思う。そろそろいいところではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線からの乖離も大きくなっており、上値も重くなってきた。そろそろ25日移動平均線や基準線までの急落での調整が見られるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!