| 日経平均 | 50,750.39円 △342.60円 |
| 為替 | 1ドル=156.23円 |
| 売買高(東証プライム、以下同) | 18億0,650株 |
| 売買代金 | 3兆7289億68百万円 |
| 値上り銘柄数 | 872銘柄 |
| 値下り銘柄数 | 672銘柄 |
| 騰落レシオ(25日) | 121.89% |
市況概況
権利付き最終日で持高調整の売り買いが中心で一時大幅高
海外市場はほとんど休場となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も方向感は見られず、堅調ながらも方向感に乏しいような始まりとなった。
寄り付きの売り買いが一巡となったあとは指数に影響の大きな銘柄を中心に買い戻しなどが見られ、日経平均は大幅高となった。特に買い上がる材料もないが売り材料もないということでインデックス的な買いや買い戻しが入り指数を大きく押し上げた。
昼の時間帯も特に方向感は見られず、後場も値持ちのいい始まりとなった。それでも上値の重さが確認されると今度は買い戻し一巡となったものから手仕舞い売りに押されて値を消し、指数もじり安となった。下げ渋る場面もあり、引けを意識する時間帯から買い戻しも入り最後はまとまった買いが入り堅調な引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、グロース250指数やグロース指数は終始冴えない展開だった。先物はまとまった売り買いもほとんど見られず、指数を動かすことも方向づけるようなこともなかった。
TOPIXは一時最高値更新となったが、さすがに手仕舞い売りに押されるものも多く、上値の重い展開となった。特に買い上がる材料もなく、売り急ぐ材料もない。来週までまだ取引はあるが基本的には持高調整の売り買いが中心で指数の方向感も影響の大きな銘柄次第、そしての銘柄群も買われすぎ感が強いので基本的には上がれば売られ、下がれば売られるということで調整となるのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
いったん上値を試したが結局は上髭線となり保ち合いを放れずに上値の重い展開となっている。今度は下値を試すことになりそうで25日移動平均線までは下落となるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!


