日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 63,754.90円 ▼607.12円
為替 1ドル=156.63円
売買高(東証プライム、以下同) 31億3,793万株
売買代金 11兆7886億22百万円
値上り銘柄数 464銘柄
値下り銘柄数 1,061銘柄
騰落レシオ(25日) 114.66%

市況概況

週末の急騰の反動もあって冴えない展開

週末の米国市場は堅調だったが、為替の介入などを嫌気して夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく売られ、週明けの日本市場は売り先行となった。

それでも売り気配から始まる銘柄も多かったが、決算発表を受けて買い気配から始まる銘柄なども見られ、総じて軟調ながらも指数は意外に下げ渋って始まった。それでも寄り付きの買い戻しが一巡となると手仕舞い売りに押されるものも多く、月初の買いは見られたがそれでも指数は大きく下押し、一時63,000円を下回る場面も見られた。63,000円を下回ると売り難さもあり買い戻しを急ぐ動きも見られて指数は切り返し、結局63,000円台で前場の取引を終えた。

昼の時間帯も特に方向感は見られず、後場も前場同様に63,000円台前半で始まり、いったん63,500円を超えて64,000円を意識する水準まで前場の高値を抜けて戻したが、上昇もそこまで、今度は64,000円を抜けないということで再度手仕舞い売りに押される展開となった。それでも下がれば買いという感じで値持ちのいい展開が続き、63,500円を超えた水準で小動きとなった。引けを意識する時間帯でも指数に方向感は見られず、最後は値持ちがいいので買い戻しも入り高値圏での引けとなった。

小型銘柄も特に方向感は見られず、上がれば売られ、下がれば買われるものが多かった。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いは散発的にみられたものの先物主導で指数を動かすような場面も少なく、大きな方向感は見られなかった。

先週末の大暴騰の反動で冴えない展開となったが、足元の決算が好調という銘柄も多く意外に下げ渋りとなった。一方で為替の協調介入が見られたことで円高が進むのではないかとの見方で円安効果で好決算を示した銘柄などは買いにくく、まさに戻れば売り、戻らないから売るというような銘柄が多かった。引き続き為替を気にしながら、そして足元の決算は意外と慎重に反応するのではないかと思う。当面はまだまだ下値模索の段階ということで、好決算を発表して買われても上値が重いとすぐに売られるのではないかと思う。

テクニカル分析

日経平均

気迷い気分の強い足となっているが、上値はさらに重くなりそうで、上値の重さが嫌気されれば再度60,000円前後まで下落となるだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLOpTetyDMa2i0KagwugXljZVdnnDgcsBo

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!