この記事は2026年8月19日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Anat art/stock.adobe.com)

2026年8月19日(水)の午前10時ころに、現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

西原宏一
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行にて為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラーなどを歴任後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。

現在の為替相場の傾向や相場観

日本を筆頭に、世界的に金利が急騰している。世界的な債券需給の悪化、つまり金利急騰は、通常であれば株安を連想させる。しかし、株は総じて堅調に推移。ただ、オプション市場ではちょっと気になる動きがある。

昨日18日(火)の9月限オプション市場で商いが目立ったのは、日経平均株価の6万円を権利行使価格とするプット(売る権利)だった。7月よりも大きな急落への備えを急いでいる参加者が多いようだ。

7月下旬の日経平均は大幅に下落しながらも6万円台をぎりぎり維持したが、今回は大台割れもあり得ると想定しているようだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円が急落した際、オプション市場で155円割れを想定していた参加者は意外に限定的だった。むしろ、そうした参加者が少なかったからこそ、実際に155円を割り込んだ場合のマーケットの反応は大きくなるのではないかと考えていた。

ところが、オプション市場が想定していた通り、ボラティリティは高まらず、今のところ155円割れには至らず反発している。

こうした9月限オプション市場が示唆する内容が気になるため、リスクアセットである豪ドル/円などの調整に警戒したい。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。