注目銘柄をピックアップ
まずは3月末に4分割されて買いやすくなったオリエンタルランド <4661> だ。分割前までは3万7000円だった銘柄だ。それがこの原稿を書いている時点では9000円台だ。外国人観光客の来日が増加していることもあって、入園者は増え続けている。収益も好調に推移すると見てよく、株は引き続き堅調な動きとなる確率が高い。
これから気温がどんどん上がることを考えると、製氷機に強いホシザキ電機 <6465> だ。この会社は業務用厨房機器、冷凍冷蔵庫、食洗機などにも強く、特に製氷機では世界シェア30%を握っているほど。それだけに気温が上がると世界中で製氷機が売れ、株価も上昇。こんな動きが想定される。
ホシザキ電機は厨房機器の新製品に強い企業だが、同製品の中古機販売に強いのがテンポスバスターズ <2751> 。厨房機器は高額なものが多いため、中古で我慢しようという店舗も多く、中古品もよく売れているのだ。当然テンポスの収益も好調続きであり株も期待が持てる。
工業用の各社製品、たとえば工具などのネット販売に強いMonotaRO <3064> も収益が伸び続けている企業の一つだ。株も押し目を見逃さないようにしたい。
以上の他、値動きはやや地味になるが、半導体封止材世界首位の住友ベークライト <4203> 、自動車用ガラスの需要好調続くセントラル硝子 <4044> などが魅力的だ。
（この記事は株主手帳2015年５月号に掲載されたものです。記事： 株主手帳 )
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