娯楽を好むインドネシア人をさらに深く調査

記事によると、シャオミは2014年第4四半期、インドネシアで携帯電話端末25万台の販売に成功したという。具体的な売上目標は掲げていないが、確実にインドネシア市場でシェアを広げている。

また、シャオミは、携帯電話端末のほかにも、アプリケーションショップや、インターネットテレビボックス、4Kスマートテレビなどの後続アイテムを持っている。一部の中国メディアはこれらアイテムをインドネシア市場に投入すること予想しているが、同社は「インドネシアの消費者は娯楽が好きなので、一定需要はあると思うが、実際に発売する前に市場をもっと理解する必要がある」として、発売前に市場ニーズの十分に把握する姿勢を崩さない。

現地の市場を理解し、効率的なマーケティングをしかける…。数年前に勃興したシャオミが急速に力を付けてきた理由はまさにそこにある。海外マーケティングが弱いといわれる日系企業としては、彼らから学べるところはまだまだ多いはずだ。 (ZUU online 編集部)

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