(6)トラブルに対応できない
トラブルが起き部下が困惑している際に、自分から率先して対処するような管理職の下には、同じようにトラブルに対応できる部下が育ち、好循環が生まれる。そして会社にとって大きな財産と成り得る。
会社では、部下は良い上司の背中を見て育ち、会社の大きな財産となる。良い上司は、存在自体が会社の財産なのである。


(7)責任をとらない
本来管理職は、部下が為した過ちでも矢面に立ち責任をとる覚悟がなければならないが、責任を取ろうとせず自分のことは自分で対応しろといわんばかりに、突き放す上司に尊敬の念は集まらないだろう。もっとひどいのは、自分の失敗まで部下になすりつける上司だ。部下たちの信頼も得られず、部下たちの士気をさげるばかりだ。


以上のあるあるは、会社も部下たちをも腐らせ何も生産しないどころか、存在意味さえないと言わざるを得ない。そんな人物のいる会社は衰退の一途を辿るだけだ。注意しなければいけないことは、いつ我が身が、同じようなダメ管理職にならないとも限らないということだ。大切なのは、「ダメ上司を反面教師に自分を成長させる」ということであろう。 (ZUU online 編集部)


恩田将葉(おんだ・しょうよう)ジャーナリスト、文士。米国サンフランシスコ州立大学(SFSU) 国際関係学部を朝鮮半島問題専攻で卒業。現地法人経営後帰国。記者、編集者を経て、出版社株式会社ぴいぷる社と政財界出版社、夕刊紙『内外タイムス』を発行する株式会社内外タイムス社社長就任。現在はフリーランスとして執筆活動。男手一つで二人の子供を育てる。

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