セブン&アイホールディングス名誉顧問
日本の流通にイノベーションを巻き起こした我が国を代表する経営者。1956年中央大学卒後、書籍取次大手のトーハンに入社、仕事を通じて「統計学」と「心理学」を学ぶ。30歳のとき、イトーヨーカ堂に入社。販促・人事・広報の仕事を経て、38歳で取締役に就任。40歳のとき、周囲の反対を押し切って、米サウスランド社と提携し、日本初のコンビニエンスストア「セブン-イレブン・ジャパン」を創設する。セブン-イレブン立ち上げメンバーの多くが小売業未経験者であったが、素人集団を率いて、業界の常識をくつがえす数々の挑戦に挑み、コンビニを私たちの生活に欠かせない存在にまで進化させた。また、経営危機に陥った本家の米サウスランド社から支援を求められ、日本企業による日米逆転の再建を果たす。氏は終始一貫「変化への対応と基本の徹底」を訴え、やるべき価値のあるものは反対されても挑戦するという姿勢を最後まで貫き通した。2003年イトーヨーカ堂およびセブン-イレブン・ジャパン代表取締役会長兼CEO。2005年セブン&アイ・ホールディングス代表取締役会長兼CEOに就任。現在、セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問。2003年勲一等瑞宝章を受章。中央大学名誉博士学位授与。経団連副会長。中央大学理事長などを歴任。 1932年長野県埴科郡生まれ。
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