不正ログイン被害から企業を守る Capy Inc.

本社は米国デラウェア州。提供する、不正ログインを段階的に撲滅することを目的とした「Capyソリューション」の原型は、岡田満雄CEOが京都大学博士課程に在学中「電子すかし」技術から着想を得たものだという。

不正ログイン対策に定評を得た同社に対しては、これまでにコンサルタント会社のIntecur, K.K.やJAFCO <8595> などが投資している。インターネットバンキングサービスを運営している銀行を始め、ECサイト、SNSなど、想定されるユーザーは広範におよぶ。

ネットバンクの不正送金対策 バンクガード

同社の技術開発は、ネットバンクの不正送金対策に特化されている。例えばMan in the Browserの頭文字をとってMITBと呼ばれている中間者攻撃への対策だ。MITB はトロイの木馬ウィルスによってWebブラウザの通信を盗聴し、その内容を改ざんするというもの。送金先口座番号を乱数から指定することにより、こうしたMITBや乗取り、フィッシング攻撃などを防御する。

また乱数として画像を用いることにより、乱数全入力画面が出ても、利用者が誤入力することを防御しているのも特徴だ。

個人間送金ができるプラットフォーム構築 Kyash

個人間で送金が可能となるプラットフォームを構築し、お店での割り勘や、旅行代金の清算など、日々のお金のやりとりをシンプルにすることをミッションとしている。

利用者にはリアルタイムでのカード利用情報はもとより、カード利用を統合した決済アーカイブを提供することや、クレジットカードの上限金額、利用可否をコントロールできる機能などを提供している。

SPEEDAとNewsPicksで知られる ユーザベース

「SPEEDA」は、企業・業界分析を行うすべてのビジネスマンのためのオンライン情報サービスだ。金融機関・コンサルティングファームのほか、多くの事業会社の経営企画・新規事業開発等の部署などで利用されている。

クラウド上のサービスであるため、いつでも誰でも簡単に情報にアクセスできるのが特徴で、簡便な操作で情報収集・分析の効率化、充実化が実現できるという。

また旬のニュースにコメントが付けられるサービスNewsPicksは、各界の著名な専門家がプロピッカーとして名を連ねており、経済・ビジネス・金融業界のみならず広く話題となっている。

経済統計DBを提供する大学発ベンチャー ナウキャスト

東京大学渡辺研究室の「東大日次物価指数プロジェクト」を前身とする同社は、「経済の今を知る」ことを可能にするための「経済統計」データベースサービスを提供することを目的とするベンチャーだ。

同社は2012年の東京大学渡辺研究室における日経・東大日次物価指数の開発を起点とし、「ビックデータを用いた経済統計」の精度向上と統計拡充を志向している。

ZUU onlineなど専門メディア運営・アプリも発表へ ZUU

主力事業の一つであるメディア事業において、ZUU onlineをはじめとした複数のWebサイトを運営している国内の主要なポータルメディアやキュレーションメディア、SNS、もしくはキーワード検索など、ユーザーがインターネットに接続して情報を得る入り口をとらえ、月間数百本の質の高いコンテンツでこれらを掌握する。

サイトに来たユーザーのニーズを引き出して顕在化させた上で、同社のサイトを含む複数の顕在顧客向けサービスに送客するのがビジネスモデルだ。現在、投資判断に役立つアプリを開発しているほか、女性向けWebサイトも近くオープンする予定だ。( FinTech online編集部

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