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(写真=PIXTA)

資産運用を考える上でリスク分散の観点から「不動産」は欠かせない手段だ。しかし、仮に首都圏で新築ワンルームマンションを購入することを考えると、数千万円以上は必要となるため、中々手が出せない方もいるだろう。

そこで、ここでは不動産を現物購入するのではなく、他の方法でできる不動産投資を紹介しよう。

確認したい「不動産投資のメリット」

まず、不動産投資の代表的なメリットとして4つ挙げる。

1. 比較的安定した収益
2. 資金調達が容易なこと
3. 資産価値が安定していること
4. 税制上のメリット

家賃収入は大きな利益をもたらすことはないが、安定的に収益が確保しやすいため、不動産を担保にすることにより、低金利で融資を受けることができる。また、不動産は株と比べると価格変動が激しくなく、売却するにしても見通しを立てやすい。不動産投資で掛かった経費を不動産収入から差し引いて赤字になった場合、その赤字分が給与所得(会社員など)から差し引かれ、課税対象額を引き下げることができるといった税制上のメリットもある。