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(写真=PIXTA)

首の周辺から肩、さらに背中の真ん中あたりまで広がっている筋肉が「僧帽筋」です。僧帽筋は、肩関節の位置のコントロールや肩を後ろに引く動作を助ける役目、肩周辺のスタイルを整える役目などがあります。

僧帽筋が衰えると、首や肩周辺に痛みやコリが発生し、肩関節の動作に制限が生じてしまいます。また、肩周辺のスタイルが崩れてしまう原因ともなるのです。

首や肩周辺のトラブルを防ぎ、スタイルを整えるためには、僧帽筋を鍛えることが効率的だといえます。それでは、僧帽筋について説明していきましょう。

僧帽筋を鍛えて後姿を逞しいシルエットで語れるようになろう!

女性が憧れる男性の体型は、一般的に「逆三角形の体」だといわれています。これは、女性にとって男性の広い肩幅と逞しい背中は安心感を覚えることができ、頼りがいを感じることができるからです。

僧帽筋を鍛えれば、強さの象徴ともいえる盛り上がった肩のライン・引き締まった大きな背中をつくり出すことができます。女性が思わず見入ってしまうような屈強な背中を作りたいなら、僧帽筋を鍛えるのがおすすめです。

僧帽筋を鍛えれば肩こりや老け顔対策にもなる?

僧帽筋は首や肩など上半身の上部ほとんどに広がっている筋肉です。僧帽筋が固まってしまうと硬い筋肉が血管を圧迫してしまい、肩こりの原因となってしまいます。

また、僧帽筋を鍛えることは猫背の解消にもつながります。猫背の人など姿勢が悪い場合は、顔がたるんでしまい、老け顔になるのが早いともいわれています。

これは、顔の皮膚と頭皮が僧帽筋と密接に繋がっているためで、僧帽筋はそれぞれの皮膚を引っ張る役割を果たしているのです。そのため僧帽筋が衰えてしまうと、頬や目尻部分のたるみ、フェイスラインのぼやけなど、悪影響があるといわれています。